サイクルトレイン

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自転車を走れる状態のまま電車に持ち込めるサービス「サイクルトレイン」が全国に広がり始めた。各地の中小私鉄が導入しているが、都市部でも実験的な導入が始まった。自転車をたたまず、電車に乗れて、降りればすぐにサドルにまたがれるのは不思議な快感だ。


 西武鉄道では埼玉県秩父市内でサイクリングを楽しむイベント「秩父サイクルトレイン」を開く。西武池袋線の池袋−西武秩父駅間に、臨時列車「CYCLE SPORTS号」が走る。


参加費は大人1人当たり5500円(池袋発着の場合、往復運賃、昼食、記念品代含む)。池袋以外に練馬高野台、秋津の両駅からも参加できる。 一般的な「輪行」とは異なり、自転車を分解・折り畳む必要がない


 近鉄養老線を引き継いだ養老鉄道は土曜・休日や平日昼間にサイクルトレインを設定している。 対象区間は播磨−揖斐間の各駅(桑名駅を除く全駅)。平日は午前9時ごろ〜午後3時ごろまでの列車に自転車を持ち込める。


 ただ、対象の区間・曜日であっても、車内混雑が予想される場合は持ち込みを制限している。追加の除外日は同鉄道のサイトで事前に告知されている。サイトには養老線沿線のサイクリングンマップも公開されている。


 持ち込み料金は無料だ。台数は1人につき1台限り。進行方向の前から2両目の車両に持ち込める。指定列車には各駅の時刻表に自転車マークが付けてある。


 三岐鉄道(三重県四日市市)は三岐線(近鉄富田・JR富田−西藤原)でサイクルパスを出して、自転車の持ち込みを受け入れている。明知鉄道(岐阜県明智町)は「チャリンコ列車」と銘打って4〜11月の第2土曜日に限って、自転車の積み込みを認めるイベントを開いている。 地域の中小鉄道会社がサイクルトレインを活用する動きが目立つ


 福井県のえちぜん鉄道(福井市)では、3月1日〜11月末までの土・日曜日と祝日の計90日間、サイクルトレインを実施している。午前8時〜午後6時に12駅で乗降できる。自転車の持ち込み料は1台当たり200円だ。曹洞宗大本山として名高い永平寺に近い永平寺口駅でも利用できる。


 2003年から始めている上毛電鉄(群馬県前橋市)ではサイクルトレインが定着しつつある。利用できる駅や時間帯も広がり、今では午前8時台から午後10時台までと、ほとんどの時間帯が開放されるに至った。


 上高地への玄関口となっている松本電鉄上高地線(長野県松本市)や、松江市と出雲市を結ぶ一畑電車(島根県出雲市)、北陸鉄道(金沢市)、近江鉄道(滋賀県彦根市)などもサイクルトレインを採り入れている。


 自転車を電車に積んで行く旅「輪行(りんこう)」では、自転車を専用の袋にしまって電車に持ち込む。「サイクルトレイン」を導入していない鉄道でも旅先での自転車行を楽しめる。でも、せっかく広がり始めたサイクルトレインを応援する意味も込めて、自転車と一緒に旅に出てはいかが。



■ サイクルトレインの旅


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